メガネ屋には絶対に必要な技術 測る 合わせる 作る そして・・・
今日は風が吹くものの陽ざしもあってまぁまぁ過ごしやすい。
こんにちは。 碧南 オプティカル和光の杉本です。
愛知県も緊急事態宣言が発出されとるので気軽にお出掛け、ってわけにはいきませんね。
正直、お客さんの出足にも結構な影響はでてます。
飲食店以外でもその影響は広くでてるみたい。早いとこ沈静化して欲しいもんだよ。
【どうしてあげられる!?】
メガネの仕事ってのは客さんからの注文を受けて、ご要望に沿ったメガネを提供すること。
当たり前やわな。その当たり前が結構難しくて大変だったりするんやけど、
今日はその話は置いといて別の事。
毎日メガネを使っとるうちにネジが緩んだ、ぶつけて曲がった、犬にかじられたと
いろんなトラブルが発生するもんやけど、ドライバーやプライヤーで簡単に直るものは
ええんやけど、簡単に直らん状態で持ち込まれるメガネもあるのよ。
例えば ⇓
チタンフレームがブチ切れた状態ですわ。
この部分はメガネの中で結構負担のかかりやすい箇所なんやけど、片手で掛外ししとると
こうなる可能性がグゥーーーーンと上がりまっせ!
さて、新しいメガネを作るにもうちでは即日お渡しは出来ません。
注文のメガネが出来るまで何とかせんと掛けられるメガネが無いって時にどうしてあげられる!?
【技術と知識は無駄にならん】
こんな時の為に日頃の勉強が必要なんだわね。
習って来た技術が役に立たん方が望ましいけど、トラブルがゼロってのは無理だわな。
そんなもしも、の時になんとかメガネが使えるようにするのもメガネ屋の仕事。
お客さんの立場になったらどうすべきか答えは出るはず。
同じ考え、同じ想い、同じ目標を持つメガネ屋は機会あるごとに勉強会に出て行っては
技術と知識の向上に努めとるのよ ⇓
これは修理技術を身に着ける勉強会の風景。
ここで教わった事が現場で必要とされて役立つ時があるんだわね。
さっきの画像のチタンフレームがブチ切れたのも ⇓
メーカー修理したみたいに奇麗にならんけど充分使えるようには直っとるで。
元通りに奇麗にしたい場合は日数とお金をかけてメーカーに出したら私が直すより
遥かに美しい仕上がりになるのは間違いないけどね。
急を要する場合はこうして対応が出来たら、お客さんも日常生活が普通に送れるやろ。
新しいメガネが出来るまでの繋ぎと考えて、その後は緊急時の予備メガネとしてもしっかり役立ってくれると
思ってもらえば充分なんじゃないかな?
この技術が役立つ事がない方がええけどね。
出来るだけ頑張ってなんとかしようとは努力はするけど、今の私の技術、知識では
どうにもならん場合もあると思うんで、メガネを大切に大切に扱ってやって下さい!