デジタルの時代にアナログ手法が捨てられないメガネの世界✨
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
碧南市 オプティカル和光の杉本です。
梅雨に入っていきなり線状降水帯が出来たり
ちょっと冷んやりするぐらい涼しかったり
今年も変な気候は健在ですな😵
梅雨入り前に体調崩したのが
まだ元に戻らんのは変な気候と年のせいやろな😂
皆さんお気を付けください。
さて、本題です。
コンピューターじゃ!SNSじゃ!AIじゃ!
と完全にデジタル時代に生きとるわけやけど
我々メガネ屋の仕事の中身には根強く
アナログの技が残り続けとるんやで😲
その一例を紹介してみよかね
皆さんご存じの遠近両用メガネの作製工程のひとつに
「ミラーテスト」ってのがあるんやけどな
今日はそれについて
先ずはこれ見て

(アイポイントチェックシール)

(アイポイントチェックシール拡大)
これはアイポイントチェックシールって言うんやけど
スケールの上にある赤丸が遠近両用レンズの
手元の文字が見える窓の部分なんよ(老眼部分)
わずか1cmあるかないかの大きさなんですわ。
こんな小っちゃい窓を使うわけやけん
ちょっとズレたら見えんくなるの理解できるやろ。
だから、メガネ作りをする工程において
ズレを出さんように慎重にやらんといかんのや。
そこで登場するのが超アナログ手法の
ミラーテストなんだな😎
原理はめちゃんこ単純。
プレフィッティングしたフレームに
アイポイントチェックシールを貼ってお客さんと
鏡を通してにらめっこするだけ。
その様子がこれ

お客さんに鏡のまん中の黄色い丸印見てもろたら
お客さんの黒目のまん中に鏡の下に仕込まれた
蛍光灯の光が丸く映るんよ。
その丸く映る光が赤丸の真ん中を通るように
シールの位置を貼り直すことで
お客さんが手元を見る時の視線の位置が分かるって仕組み👍

これが鏡に映った黒目の中心が光った様子✨
赤丸の真ん中を視線が通過しとるって事になるんです。
この位置とオーダーしたレンズの中心を合わせて
我々が加工してメガネを仕上げていくわけですわ👓
このミラーテストは私がガキの頃に親父が
やっとるのを見とったけん
多分・・・半世紀ぐらい前から使っとるはずやで😲
な、超アナログやろ😅
確かな手法は時代を超えて使われ続けるんです🤗
今日伝えたかったのは以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。