遠近両用って早くから使った方がいいの?遅い方がいいの?
おはようございます
今日は風がちょびっと強くて
気温以上に寒く感じますねぇ(;;)
さて、接客中によく聞かれるお客さんの疑問
”遠近両用は早くからやるのと、我慢できるとこまで
頑張ってからやるのとどっちがいいの?”
”遠近両用は使い難いとか危ないとか
慣れにくいって聞くんだけど”
答えは ”早くから始めて下さい”
遠近両用レンズの仕組みは
レンズの上のほうが遠くを見る度数で
そこから視線を下ろして行くと
遠く→中間→近くとズーム式に度数が変化します
この仕組みのために
遠くと近くの度数差が大きくなるに従い
見える範囲が狭くなったり
周辺部に歪みを感じやすくなったり
顔を動かすと船酔いするような揺れを感じ易くなります
これはどれだけ高価なレンズでも
程度の差はありますが必ず
上記の症状は存在します
ただ、遠くの度数と近くの度数の差が
小さければそれらの症状は穏やかなものです
差が大きくなればなるほど厄介な症状が大きくなります
それを画像で確認してみて下さい
事前に説明しておきますと
画像の左のレンズは遠くと近くの度数差が 1,00
画像の右のレンズは遠くと近くの度数差が 2,50
1,00は軽い老眼
2,50は中から強への移行期ぐらい
最初に店内を見た様子から↓
拡大してみます↓
次に手元で方眼紙を見た様子↓
拡大してみます↓
どうです?
レンズを通してみた時の違いが
お分かりいただけたでしょうか?
近くの見え辛さを感じ始めたら
早目の決断が将来の視生活の質を向上させます!
参考にしていただければ幸いです。