メガネになるまで

昨日の訳の分からん天気から

うって変わって今日は朝から

快晴ーーー

暑いーーー

そんな今日の碧南

 

 

今日は、レンズとフレームが合体して

メガネになるまでを紹介してみようかな

 

問診して使用目的を聞いて

度数の測定が完了したら

フレームを選んでもろて

使用するレンズを決めてもらいます

 

次にやるのはプレフィッティング

眼からレンズまでの距離や

レンズ面が作り出す角度を調整して

フレームがお顔にフィットするように

微妙な調整を繰り返します

プレフィッティングの次は

アイポイント確認

瞳孔中心の位置とレンズ中心を合わせるためにね

ここまで出来たら (問診からここまで通常1時間~1時間30分)

やっとレンズ発注 レンズ到着を待つ

 

レンズ到着

さて、加工しますかね

 

最初にレンズの隠しマークを探して

印点してからレンズ中心をわり出します (遠近両用ね)

次にレンズの保護シールを貼って

↑(レンズが欠けとるんやないからねご心配なく)

アイポイントチェックしたフレームから

寸法を読み取って、それを加工機に入力してレンズをセットして

スイッチオンで自動加工で、こうなる↓

ここからが本番ですわ!

 

面取りしてからフレームに入れてネジ締めたらこんな風

機械任せで終わると歪みがバンバン

こんなの掛けたら頭は痛いは気持ち悪いは見え方おかしいは

決して快適に掛けられるはずもない状態

(こんなんが普通に出回っとるのが実情やけど. . . )

 

さぁ、こいつの出番やで

遠近両用の出来るまで 017

手摺り機なんですーーー

手作業でレンズサイズを調整するために

少しづつ削りまんねん 何回も繰り返しでね

最終的にはこうなります(^^)

なっ!さっきの歪みが消えたやろ

こうやって快適に使えるメガネにしていくわけよ

しっかり手間をかけます!!

世間では15分で出来ますとか20分で出来ますとか

言うてるけど

うちはそんな短時間では出来ません!

 

同じように左のレンズも加工して

最後に寸法通りに出来とるか水平は狂っとらんかをチェック

 

全て問題なし  後はネジの緩みを確認して

綺麗に拭きあげて完成どぅえ~す

 

後はお客様にお渡しの時に

最終フィッティングをして見え具合の確認してもろたら

取り扱い説明をして、やっとお渡しや

 

これがメガネ屋さんのメインの仕事ですわ

 

レンズとフレームに手を加えてメガネにする

そこには眼に見えへん技術と知識がてんこ盛り

 

これを毎日繰り返しやっとります v(^0^)v