世界にたった一つのオーダーメイド補聴器が出来上がるまで

今日は薄っすらと雲が

広がってはおるものの

よく晴れとるけど風が強い

そんな今日の碧南

本日はオーダーメイド補聴器の出来上がるまで

を紹介してみようかな

最初はメガネと同じように問診から

耳鼻科で治療を受けてないかとか

いつごろから聞こえが悪くなったとか

痛みや耳垂れがないかとか

根掘り葉掘りききまっせー (鬱陶しく思わんでね)

勿論お名前や生年月日とかもね

問診後に聴力の測定

単純な音の聞こえ具合を測定したら (ピーピーとかブーブー)

次に言葉の聞き取り具合を測定

IMG_2252-300x225.jpg

IMG_2253-300x225.jpg

ひと通りの測定が終わったら

測定データをパソコンに入力して

試聴器を準備して

パソコンと接続してファーストフィッティング

ここからは聞こえが悪くないか、聞こえ過ぎてうるさくないか

細かな調整を加えていって

最後に補聴器での聞こえ具合を確認

補聴器を着けたまま

カタログを見ながら各種補聴器の

機能・性能・値段など詳しく説明して

次に試聴器の取り扱いを説明して貸し出し

試聴器で1週間~10日間ぐらい生活してもろて

補聴効果を体感しながら

補聴器が自分の生活の質を向上させてくれるか

はたまた期待した程の効果がないのか

総合的に判断してもろて

購入するか断念するかを決めてもらいます

購入となった場合は機種決定をしてから

耳の型を採取すんのやけど

粘土みたいなもんを耳穴に注入して

片耳2個づつ採ります こんなん ↓

IMG_2233-1024x768.jpg

これをインプレッションって言うんやけど

このインプレッションをメーカーに送って

1個づつ手作りで丁寧に作ってくれるんよ

約1週間ぐらいで完成 ↓

IMG_2232-300x225.jpg

赤文字が右用、紺文字が左用

で、お客さんにご来店いただいて

補聴器を装用した状態でフィッティングして

試聴器の時みたいに細かい調整を加えて

調整が完了したら

補聴器の着け方や外し方

日頃のお手入れの仕方などを

しっかり説明して

実際に着け外しの練習を一緒にやりまんねん

電池を入れたり出したりも

家では自分でやれんと困るやろ

だ か ら 自分で出来るように練習してもろて

出来るようになったらやっと帰れるんよ

でもな、補聴器もメガネもお渡ししてからが

当店とのお付き合いの始まりなんや

実際の生活環境で快適に使えるように

微調整をしていかんとあかんのでね

メガネも補聴器もしっくり来んのやったら

買ったお店に相談に行って下さいよ

どんなに些細な事でもプロに聞く、相談するが

一番安心やから (^0^)